伝統の一戦(巨人阪神戦)の考察

なぜ伝統の一戦なのか

日本のプロ野球界では巨人と阪神という二大人気球団がありますよね。



野球に限らず、経済界でも民間人の間でも、関東と関西というのはお互いがライバル視してしまうような社会的風潮があります。



関東ではエスカレーターが右側通行であり、関西では左側通行であったり、東京には東京タワーがああり、関西には通天閣があっったりと、対比される対象も多い印象です。


でも、正直に言ってそんなのどっちでも良いのではないかと思います。

世界を見渡すと?

日本という狭い世界の話ですし、野球という世界においては割とマイナーなスポーツのことなので、世界というワードで世の中をとらえると些末な事ですし、対比する必要もライバル視する必要もないのではないでしょうか。



少しジャンルをずらして、世界を広げてみると、世界にはアメリカVSロシアという構図もありますが、これにしても、他にも中国やインドという超大国も生まれてきたので二元論では語れなくなってきています。


これだけ広い世界でも二元論では語れなくなっているのですから、「伝統の一戦」というフレーズはいささか古いと思います。


海外にもあるのか?

実は「伝統の一戦」というのは海外にも数多くあって、その中でも一番有名なのはスペインのサッカーの「レアル・マドリードVSバルセロナ」なのだそうです。



MLBにおいては、「ニューヨーク・ヤンキースVSボストン・レッドソックス、ロサンゼルス・ドジャースVSサンフランシスコ・ジャイアンツ、シカゴ・カブスVSセントルイス・カージナルスといった具合に3つもあります。



もはや言ったもん勝ちというか、主張したら「伝統の一戦」になってしまうような感じです。

ちなみに

ちなみにですが、大阪で「巨人阪神戦」というと、知らないおっちゃんに怒られます。



そして「阪神巨人戦」と言い直させられます。




いやいや、それこそ本当にどっちでもええっちゅーねん 笑

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